「聖域」を侵す犯罪

「Pioneer! CARP Caféの投稿記事を掲載します。」

1、真の家庭のカイン・アベル?

教会側は、2008年4月6日、ハワイで行われた第49回真の父母の日で、お父様が顕進様がカインの立場に立たせたにもかかわらず、それを顕進様が受け入れないことが問題の根源だと主張する。

たとえば、アメリカ統一教会のジョシュア・コッター副会長は、「真の父母様の三男の顕進様は、1990年代に真の父母様の召命に応じて、アベルの立場に立って、私たちの運動の主なリーダーシップを取りました。…長男の孝進様はカインの立場の責任を担い、顕進様はアベルの立場を担いました。 2008年3月17日、孝進様が霊界に逝かれた日、真の子女様の責任が変わりました。それは、三週間後の2008年4月6日、『真の父母の日』にハワイのキング・ガーデンで真のお父様によって明確にされました。真のお父様は、顕進様にカインの立場に立つように、国進様にアベルの立場に立つように指示され、お二人がお母様を中心として一体となるように指示されました。」(2011年7月22日、真の父母様の権威に対抗するUCI問題に関する事実)と述べている。

ここには多くの疑問がある。

確かにお父様は、そのハワイでの式典で、「今までの行事は、サタン世界の天使長圏内のことであったが、今日の内容は、第四次アダム心情圏時代のアダム家庭を中心に新しい天運を開くことのできる出発となる。…今やアダム時代が過ぎ去り、第四次アダム心情圏時代に入った。今から行う式典は、お母様が主管する。二人の息子はお母様に絶対服従すること。お母様を中心にカイン・アベルが一つになり、エバが夫のアダムを堕落させたことを元返して、夫にぴったり従い越えていくことによって、堕落以前の神様に直接連結された真の愛、真の生命の因縁に一致すれば、真の血統に連結されるので、サタンの世界とは何の関係もない、神様とのみ対することのできる一心一体一念一和一核の自由・解放の地上天国にならざるを得ない。」と語られたが、顕進様がカインで、国進様がアベルとは言われていない。ましてや顕進様が国進様に従わなければならないとも言われていない。

そもそも式典では、「お母様を中心に右手に顕進様、左手に国進様が、祭壇前に立たれた」のだ。いつから右がカイン、左がアベルとなったのだろうか。

それ以上に、真の家庭に蕩減復帰のためのカイン・アベルがあるということは、真の父母様が堕落圏を脱していないということになってしまうではないか。お父様が強調されたことは、この式典が「サタン世界の天使長圏のこと」ではなく、「第四次アダム心情圏時代」の出発をなすものだということである。お父様は、「荒野路程ですべて蕩減して解放され、第四次アダム圏祝福時代は地上天国の出発時代です」(天聖経:祝福家庭)と言われている。つまり、ここでお父様が言われる真の家庭のカイン・アベルとは、蕩減復帰のためのカイン・アベルではなく、サタン世界を脱した、堕落前の長子・次子という意味なのである。

だからこそお父様は、同じ2008年の7月19日のヘリコプター事故直後、顕進様に七・八節で話をするよう指示したのであり、同年12月24日のクリスマス・イブでは、顕進様の手を取って、全体の前で「顕進が後継者であり、顕進を否定するものは、神様とお父様を否定するものだ」と宣言されたのである。コッター氏は、意図的に、お父様の願いを無視し、ごまかしている。

 

2、お父様の願い

では、お父様がこの式典で強調されたことは何だろうか。

それは、「お母様を中心にカイン・アベルが一つになり、エバが夫のアダムを堕落させたことを元返して、夫にぴったり従い越えていくこと」である。そのことは、次のみ言にも明らかである。

「お母様がこの地にいて、天上の孝進君と興進、地上の顕進と国進が、お母様を中心に一つになること。またアベルUNと既存のUNが一つにならなければならない。…お母様もお父様の心情以上に、千年万年夫を誇り、全女性が従うことのできる母の立場に立って行かなければならない。息子娘たちもそのような父母の血統を受け継いだので、孝子・忠臣になるように。絶対父に侍って暮らす平和のモデル家庭を築くことから始まる。争ってはいけない。お父様の願う通りにすれば、万事亨通(すべてが順調に進む)、歌が聞こえる芸術の世界が開かれて行く。そのような天国のモデルが御父母様の家庭から始まる。…アボジの前にカインとアベルを一つにしたオモニが絶対信仰、絶対愛、絶対服従、自信満々に各者が完成の道を行かなければならない。」

つまり、お父様が強調しておられるのは、お母様がお父様に、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で「ぴったり従い」、お母様が真の子女様たちを一つにすること。そして真の子女様たちも「孝子、忠臣」となって、「絶対父に侍って暮らす(争わない)平和のモデル家庭を築く」ことである。

もちろん、顕進様も長子としての役割を果たさなければならないが、もっとも強調されているのは、お母様の役割の重要さである。「天国のモデルが御父母様の家庭から始まる」のであるから、お母様が「平和のモデル家庭」を築かれることが期待されているのである。

 

3、「聖域」とは何か

「天国のモデル家庭」として真の家庭が完成しさえすれば、それを横的に祝福家庭に展開することにより、地上天国は自動的に完成する。その意味で、この摂理の最終段階で、最も重要なものが真の家庭の完成であり、それがお父様が最も力を注いでいるものである。

「聖域」とは、お父様が完成させようとしている、この「真の家庭」のことである。そこにはわれわれに理解できないことが多々あるかもしれない。しかし、真の家庭の完成途上のさまざまな問題は、あくまでもお父様とお母様、そして子女様によって解決されるべきものであって、決してわれわれが介入すべきものではない。「聖域」に介入するものは、犯罪者である。

今の教会内の混乱は、真の家庭を完成させようとするお父様の願いを理解できず、聖域に介入しようとする犯罪者たちによって引き起こされているのである。

ここで、もう一つはっきりさせておきたいことがある。

それは、第四次アダム圏時代における真の家庭についてである。蕩減復帰時代においては、お父様は真の子女様(アベル)よりは、弟子たち(カイン)をもっと愛さなければならなかった。天使長の立場のカインが、アベルを愛し、一つになって父母様に帰るためであった。しかし、第四次アダム圏時代においては、お父様は真の子女(アベル)を直接愛し、真の家庭を完成させることを優先させることになる。

ところが、お父様から愛されてきた弟子たち(カイン)の中には、時代が変わったことに気づかず、今も子女様(アベル)よりも自分たちが愛されていると錯覚しているものがいる。こういう者たちが、顕進様を批判し、追い落とそうと、真の家庭の問題に介入しているのである。

しかし、第四次アダム圏時代においては、お父様が彼らの味方をすることはない。お父様の願いは、お父様の勝利をお母様が受け継ぎ、そこに子女様たちが一つとなって、「天国のモデル家庭」をつくることだからである。

だからお父様も、モンゴルでのGPF大会を阻止しようとする教会側の計画を聞き、「顕進がけがをしてはいけない。顕進が血を流してはいけない。どうして大騒ぎするのか。(GPF阻止運動を)すべて中止せよ。」(2011年5月16日、ドイツで)と言われたのである。お父様は、絶対に真の子女様を傷つけることを望んでいない。

真の家庭の問題は、真の家庭内で解決できるのである。それを妨害し、問題を複雑にしているのは、愚かな弟子と教会員である。顕進様も、「なぜ他人の家の問題に介入するのか。真の家庭だけの問題ならば、もっと簡単に解決するのに」と嘆かれている。

しかしまた、真の家庭には必ず許しがあり、和解がある。

顕進様は、今年6月の時事ジャーナルで、「兄弟間の葛藤での、文会長の立場は何ですか」という質問に対し、次のように答えている。

「長兄は、どのようなことが起こったとしても、家庭を保護し、家族の構成員に幸せと喜びを返さなければなりません。私は、家を尊重する生活をしてきましたし、今後もそのように生きていくでしょう。弟たちがどのような行動をしたとしても、兄としての品位を守り、真の愛の心で生きていくつもりです。私は彼らが、尊敬されるリーダーとして成長することを心から願っています。」

だから、遅かれ早かれ、真の家庭の問題は決着する。そして、真の家庭は一つになるであろう。取り残されるのは、ただ教会が言うことを鵜呑みにし、顕進様を批判していた教会員たちである。

 

4、カナン定着時代の信仰

では私たちは、何をすべきなのか。同じハワイでの式典で、お父様は次のように語られている。

「家庭盟誓を毎日毎日完成させて行かなければならない。御父母様に侍るということは、そういうことである。完成は私の責任である。御父母様がいなくても個人・家庭完成をして、両親に従っていくのだ。平和訓教の完成は永遠に完成することであり、万事亨通、自分自身が成さないといけない。…お父様としては、教えるべきことは皆教えた。教えるものはこれ以上ない。」

カナン定着時代を迎えた私たちは、家庭盟誓と平和訓経を完成するために、影のない「正午定着」の生活、良心にもとづいた生活をすべきなのである。教会の指示のままに、顕進様攻撃をしている教会員、「聖域」を侵害している者たちは、「教会の指示に従っただけ」などという弁明は、霊界では通用しないことを知るべきである。もう一度、自己の良心に照らして恥じない信仰生活をすべきである。

 

2011年9月23日記

 

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